4時間30分。それは可睡斎を一通り見学するために使う時間です。
10万坪(東京ドーム10個分以上)の境内、建造物数25棟、拝観箇所40、季節に応じて咲く花5万本、
日本有数の典座が用意した精進料理を体感することもできます。坐禅堂では毎日毎朝365日、
雲水と呼ばれる修行僧が寝起きし毎朝5時から坐禅を組みます。
歩き、境内をめぐり、ベンチに座り、移り行く陽を、風を感じる。坐禅を組む体験、宿坊で過ごす体験。目で見ることから、心で感じ観ること。
ただそこにあり、そこに流れることを観ることで、なにかが変わる。なにかに気づく…。
可睡斎は、美しく誇り高い、忘れてはならぬ日本の「大切な何か」を感じる場所です。