可睡斎のぼたん苑は、四十八世日置黙仙禅師が中国からぼたんの苗を持ち帰り、更にたくさんの品種を国内外から集め、現在の広大なぼたん苑となりました。ぼたんは、絹のような花びらが幾重にも重なる優雅でふくよかな花姿から、富貴の花と呼ばれています。日本には奈良時代に中国から薬用の植物として伝えられ、江戸時代以降に栽培が盛んになり、160以上もの品種があったとされます。俳句では牡丹の名句が多く、蕪村の「牡丹散りて打ち重なりぬ二三片」が有名です。また、絵画や家紋としても親しまれてきました。
山口玲煕画伯が描いた牡丹があります。ぼたん苑では、毎年4月中旬から5月上旬にかけて、3,000坪の敷地内に約150種2,000株の色とりどりのぼたんが咲き誇り、黄冠、トリビュートなどの珍しいぼたんや、洋芍薬、ツツジ、ジャーマンアイリスなども鑑賞できます。期間中は、ぼたん市で鉢植えやぼたんの販売が行われ、お休み処では軽食を楽しむことができます。
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■ぼたん苑(4月中旬~5月初旬)
入苑料
大人500円(小学生以下無料)
団体20名以上450円
午前8時~午後5時
■室内ぼたん庭園(1月1日~3月31日)
瑞龍閣にてひなまつりと同時開催される室内ぼたん庭園では、ひとあし早く元旦から牡丹の花を楽しむことができます。>「ひなまつり(室内ぼたん庭園)」の詳しい情報はこちら